kominka
入った途端に懐かしさを感じ、帰るとき急に寂しくなる。 まるでおじいちゃん、おばあちゃんのように優しい空間たち。 時を経てさらに輝きを増す、古民家と蔵を訪れました。

築80年の長屋にて古今東西の雑貨と出会う

「空間にも性格があると思うんです」と語るのは、nagaya shop mittaのオーナー・山西利恵さん。
2年前、カフェを探して代々木を歩いていた山西さんは、築80年の長屋と出会う。この長屋が何を望んでいるか考えた結果、古い建物だからこそ、新しいモノや西洋のモノを置いて“刺激”を与えたいと雑貨店の開業を決意。自らも大工とともに改装に参加し、あたたかい空間作りに励んだそう。
床下の改装中には、「打ち出の小づち」が描かれた大正末期のアルミのやかんが発掘されるなど、古い長屋ならではの嬉しいサプライズも。

2007年11月にショップをオープン。趣のあるガラス戸を引き中に入ると、障子の格子を活かしたCDラックや、古い棚を横に活かしたディスプレイ棚など、長屋の個性は改装後も随所に残されている。
店内にはアールデコの時代を中心としたフランス雑貨や、日本の作家による手づくりのアクセサリーなど、ここにしかない一点ものばかり。まるで蚤の市のようにひとつひとつの出会いを楽しめる場所。

「古民家は現代の建築物ほど、気密性が高くはありません。でも、長い年月を経ているからこそ生まれる、独自のあたたかさや味わいがある。有機的、ということでしょうかね」。番台のような空間に座る山西さん自身にも、長屋と雑貨にまさる個性が光っている。

nagaya shop 「mitta」

公開日:2009年04月18日 02:00
Permalink: http://rashiku.jp/kominka/vol05_02_mitta.php

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