慶応4年築の土蔵にインスパイアされる
浅草・雷門のすぐ近くに、江戸時代・1868年に建てられた土蔵がある。
関東大震災、東京大空襲をくぐり抜け、現在はギャラリーとして活用され、国内外のアーティストが訪れている。土蔵の重厚でいて温かな雰囲気は、作品・時間・自己、何かと対峙するのに合っている。
ギャラリーのディレクター、Izumiさんの祖父の手に土蔵が渡ったのは1965年。土蔵にくっつける形で事務所ビルを建て、土蔵は倉庫にしていた。
しかし、その祖父が他界し、会社を閉めて土蔵は取り壊すことに。古い建築物だから壊すよりも残したいと家族が思っていたところへ、漆造形作家の鍋島次雄氏と出会った。
鍋島氏は土蔵を見てアートスペースのイメージが膨らみ、改修を呼びかけ、職人、アーティストらを参集した。ボランティアの多大な協力を得て、土蔵ギャラリー+カフェ・バーがオープンしたのは1997年4月のこと。
「今年で12周年ですが、干支も星座もひと回りする、区切りとしては大事な時。鍋島さんの言葉に乗ってみようと思った時の気持ちが基礎にあり、12年が積み重なって、次の段階にしていく時」とIzumiさん。
ギャラリー・エフに集う人々は、浅草の地で歴史的建築物を自分たちの手で守り、活かし、後世に遺していく。
gallery éf
- 東京都台東区雷門2-19-18
(地下鉄浅草線浅草駅A5出口の右2軒隣) - TEL 03-3841-0442
- FAX 03-3841-9079
- ギャラリー営業時間/12:00~21:00
カフェ営業時間/11:00~18:30
バー営業時間/平日 18:00~24:00
祝祭日 18:00~22:00 金曜日・祝前日 18:00~26:00 - 定休日/火曜日
- URL http://www.gallery-ef.com
スタッフ
- (撮影/野潟 秀之)

- (取材・文/嶺山 量子)




























コメント(1)
Yeah! My favourite place in Tokyo...
Dave 2009年05月10日 02:34